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Web広告の種類と掲載場所・課金の仕組み|最初に知る3分類

マーケティング編

INDEX目次

    WebサイトやInstagramで見かける「広告」。そもそも、誰が何のために出し、どこで費用が発生するのでしょうか。

    Web広告は、インターネット上の広告枠へ費用を払って情報を届ける仕組みです。検索結果、Webサイト、SNSなど、掲載場所で種類が分かれます。このレッスンでは代表的な3種類と課金の基礎をゼロから整理します。最後には、広告を見て種類と行き先を説明できるようになりますよ。

    Web広告は「届けたい相手」に近づける広告

    広告を出す側を広告主、広告を載せる場所を媒体と呼びます。広告主は媒体へ予算や届けたい相手を指定し、文章・画像・動画などの広告を配信します。広告を押した人は、商品説明や申込み用のページへ移動します。この移動先がランディングページ(LP)です。

    テレビや新聞にも広告はあります。Web広告の特徴は、地域、興味、検索した言葉などを手がかりに配信先を調整しやすく、表示やクリックの結果を数字で確かめやすい点です。

    Web広告を見るときは、まず「どこに出るか」「誰に出すか」「何を目的にするか」の3点を分けて考えます。

    最初に覚えるWeb広告の3種類

    Web広告には細かな分類がありますが、初学者は次の3種類から始めれば全体像をつかめます。

    リスティング広告・ディスプレイ広告・SNS広告を掲載場所と役割で比較した図
    種類主な掲載場所届きやすい相手よく使う表現
    リスティング広告検索結果今まさに調べている人見出しと説明文
    ディスプレイ広告Webサイトやアプリの広告枠情報を見ている途中の人画像、文章、動画
    SNS広告InstagramなどのSNS投稿を見ている人画像、動画、投稿風の文章

    掲載場所や表示形式は変わります。実際に広告を出すときは、Google 広告ヘルプMeta広告ガイドで最新の仕様を確認してください。

    リスティング広告:検索した言葉に合わせて出る

    リスティング広告は検索連動型広告とも呼ばれ、検索した言葉に合わせて検索結果へ出る広告です。「渋谷 花屋」と調べた人へ、渋谷の花店が広告を出す場面を考えると分かりやすいでしょう。広告を出す側は、表示のきっかけにしたいキーワード、つまり検索語を設定します。

    ディスプレイ広告:サイトやアプリの枠に出る

    ディスプレイ広告は、ニュース、ブログ、アプリなどの広告枠へ出ます。画像を使う広告は一般にバナー広告と呼ばれます。まだ商品名を検索していない人にも見せやすく、商品や会社を知ってもらう場面で使われます。

    SNS広告:普段の投稿の間に出る

    SNS広告は、Instagramなどのフィードやストーリーズへ出る広告です。フィードは投稿が縦に並ぶ画面、ストーリーズは全画面で短時間ずつ見る投稿形式です。通常の投稿に近い見た目なので、媒体の雰囲気に合う画像や動画が欠かせません。

    課金方式と費用の指標を分ける

    広告費が発生する条件を課金方式と呼びます。「課金」は利用者がお金を払う意味ではなく、広告主へ料金が計上される意味です。表示を基準にする方式や、クリックを基準にする方式があります。一方、成果1件あたりの費用は、使った広告費を成果数で割って確かめます。代表的な3つの単価を押さえましょう。

    Web広告のCPC・CPM・CPAを、広告費を割る対象と主な用途で比較した図
    用語何を表すか主に見る目的
    CPC(クリック単価)1回押されるためにかかった平均費用サイトへの訪問
    CPM(表示単価)1,000回表示するための費用認知
    CPA(成果単価)申込みや購入を1件得るためにかかった平均費用最終成果

    Google広告では、広告枠が生じるたびにオークションが行われます。これは広告同士を自動で比べ、入札額や広告の品質などから表示を決める仕組みです。Google 広告ヘルプの広告ランクの説明にあるとおり、高い金額を設定した広告が必ず出るわけではありません。

    CPC・CPM・CPAは目的が違います。安い数字を探す前に、訪問・認知・申込みのどれを増やす広告かを決めます。

    広告を押した後までが1つの設計

    広告は表示されて終わりではありません。広告を見た人が押し、LPを読み、購入や申込みへ進みます。広告の役割は関心を生んで次のページへ渡すこと。LPの役割は、詳しい情報を示して行動を助けることです。

    • 広告の内容とリンク先の内容が一致している
    • 押した後に何が分かるか、広告から想像できる
    • 申込み、購入、資料請求などの目的が1つに決まっている
    • スマホでも広告とリンク先を読みやすい

    広告の表示回数に対して押された割合がCTR(クリック率)です。広告を押した人のうち、目的の行動へ進んだ割合がCVR(コンバージョン率)です。コンバージョンは購入や申込みなど、広告主が成果と決めた行動を指します。詳しい改善方法は後のレッスンで扱います。

    ミニ実践:広告を2つ見つけて行き先を調べる

    ブラウザとInstagramを使う10分の観察です。広告を押す必要はありません。

    1. 普段調べる商品やサービスをGoogleで検索し、「スポンサー」と示された結果を1つ探します
    2. 広告の見出し、説明文、表示された会社名、予想できる行き先を紙に書きます
    3. Instagramを開き、「広告」または「スポンサー」と示された投稿を1つ探します
    4. 画像や動画で最初に伝えている内容と、ボタンの文言を書きます
    5. 2つを「広告の種類・掲載場所・届けたい相手・行き先」の4項目で比べます

    広告には広告だと分かる表示があります。普段の検索結果や投稿との違いを見つけられたら完了です。広告の内容は変わるため、観察した日もメモしておくと比較しやすくなります。

    よくある質問

    Web広告にはどんな種類がありますか?

    初めは検索結果のリスティング広告、サイトやアプリのディスプレイ広告、SNS上のSNS広告という3種類で整理してください。ほかにも動画広告やメール広告などがありますが、まず掲載場所の違いが分かれば分類できます。

    Web広告の具体例は?

    Google検索結果の「スポンサー」枠、ニュースサイトの記事中にある画像、Instagramの投稿間に出る「広告」表示つきの画像や動画が身近な例です。どれも広告だと分かる表示を伴います。

    広告費はクリックされなければ無料ですか?

    クリック課金なら、基本はクリックに対して費用が発生します。ただし表示回数を基準にする方式や、動画の視聴などを基準にする方式もあります。媒体、広告の種類、入札方法で違うため、管理画面の課金条件を確認します。

    Web広告とSEOの違いは何ですか?

    Web広告は広告枠へ費用を払い、配信条件を設定して掲載します。SEOは広告枠ではない検索結果で、必要なページを見つけてもらいやすく整える取り組みです。検索結果には両方が並ぶことがあります。

    次に学ぶこと

    Web広告は、掲載場所でリスティング・ディスプレイ・SNSの3つに整理できます。費用を見るときは、CPC・CPM・CPAが何を基準にした数字かを確かめましょう。

    次は、ディスプレイ広告やSNS広告で使う画像を実務へ落とし込みます。サイズ、入稿規定、制作の順番は「バナーデザインの実務」で学べます。

    公開後の数字の比べ方はABテストのレッスン、コース全体はデザインの基本コース目次で確認できます。

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